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【歯を白く】自宅で簡単に歯を白く保つ方法

ホワイトニング

初対面の人と会った際、相手の印象を左右することもある「歯」。
当然、白い歯の方が好感を持ってもらいやすいわけですが、何度も頻繁にホワイトニングを行うと費用面で問題が出てきます。
また、ホワイトイングで手に入れた白い歯を、できる限り長期間維持することも大切です。
自宅でのケアを工夫するだけで白い歯を手に入れる方法をご紹介していきます。

● 歯が汚れるメカニズム

そもそも歯はなぜ汚れるのか、まずはそのメカニズムを知っておきましょう。
一般的は歯の汚れは「ステイン(着色汚れ)」と呼ばれます。
最初にお茶やコーヒーの色素やタバコのヤニなどに由来するこのステインが、歯のエナメル質の表面にある「ペリクル」という薄い膜に付着することで、歯が汚れて見えます。
ペリクルは、歯磨きなどによってすぐに取れてしまいますが、数分後には、すぐ形成されているという性質を持ちます。
ペリクルを構成する特定のタンパク質をレセプター(受容体)として、そのレセプターに対して菌が集まり、「菌のコロニー」が形成されます。
ただ、比較的初期段階でしっかりとクリーニングをしていれば、歯の健康は保たれます。
ところが、このペリクルが一般的には「プラーク」(歯垢)と呼ばれるバイオフィルムという形で成熟してエナメル質表面を覆ってしまい、その中まで汚れが入ってしまうと厄介なのです。
「エナメル質は小さなチューブみたいなものの集合体。その”管”の中に汚れが入っていかないようにすることが大切です」。
エナメル質の構造は個人によって異なります。一般的に、加齢と共に”管”の部分が細くなっていくと言われています。
エナメル質の奥底に汚れが行きにくくなる反面、一度入ってしまうと沈着しやすくなるというわけです。
オフィスホワイトニングなどの後はその”管”が空となり、そこに唾液が入ることで歯が白く見えるわけですが、その部分に何らかの有機質が入ってしまうと以前の状態に戻ってしまいます。
そのため、ホワイトニングの効果とその持続期間には個人差があります。
ホワイトニングをする方は増えてきていますが、永久的なものではありません。食生活、嗜好(しこう)習慣、その後のメンテナンスにより程度は異なりますが、色調の出戻りは起こってしまいます。
一度の施術で永遠に白い歯を保ち続けることは不可能だからこそ、毎日の生活でできるケアやメンテナンスが必要なのです。

● 簡単にできる3つの”お手軽ホームケア”

それでは簡単にでき、かつ歯の白さを維持するのに役立つ”お手軽ホームケア”には一体どのようなものがあるでしょうか。

1. 色の濃い食べ物は食べない

ステインの原因となる食べ物を避けることは、歯を白く見せるうえで重要です。
その見分け方は簡単で基本的には「色が濃いもの」がステインが付着しやすい飲食物です。

・ポリフェノールを多く含む食品
赤ワイン、大豆、ぶどう、ココア、チョコレートなど
お茶、炭酸飲料
コーヒー、紅茶、ウーロン茶、コーラなど
・調味料関連
カレー、しょう油、ケチャップ、ソースなど

これらの飲食物とは逆に、食物繊維は歯に汚れが付着するのを防いでくれるため、野菜は積極的に摂取した方がいいでしょう。
ただ、これらの飲食物を避けて日常の食生活を過ごしていくことは、かなり難しいです。特にコーヒーやワインなどの嗜好(しこう)品は、好んで摂取する人も多いです。
そんな人たちにお勧めなのが、次なる対策です。

2. 食事後、すぐにうがいをする

色の濃い飲食物を口にしてしまったら、歯の表面に付着した汚れが沈着しきる前に、しっかりと洗い流してしまうことが大切です。
歯を磨くのが難しい場合は、うがいをするだけでもOKですし、水を飲むだけでも結果がかなり違ってきます。
そして、さらに手軽に歯の汚れ予防に役立つアイテム、それはガムです。

3. 気になったらガムをかむ

唾液には歯の汚れを落とす「自浄作用」があります。
仕事中や移動中にコーヒーや緑茶など、ステインが付着しやすいものを飲んでしまった際は、ガムをかむことも立派な着色予防になります。
食後のガムは血糖値を下げるというデータもありますし、ガムをかむと唾液が出てきますので、ガムによって自浄作用の手助けをするのも一つの手段ですね。

● 「歯磨きで白い歯を」が基本

これらの3つの対策は、どれも手軽で誰にでもできるものと言えます。
ただ、やはり最も重要な「歯を白くする方法」は歯磨きです。
特に、朝と夜の歯磨きは虫歯などを防ぐ観点からも大切です。
『虫歯や歯槽膿漏(しそうのうろう)は夜に作られる』という言葉があります。
寝ている間は口の中が乾燥するため、唾液は寝ている間が最も減ってしまいます。
そのため、朝はしっかり歯を磨いていただいて、寝る前も睡眠中の口の中の細菌数を減らすために磨いていただきたいですね。

まとめ

いかがでしたか。
以上のことに気を付けて、健康で白い歯をキープしていきましょう!

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